1999-09-29 第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
この雑誌の中を紹介したいと思うんですが、例えば「法学・実務論文予想問題 セレクト一〇〇」では、「職務執行不適切事案発生時における基本的な配意事項」として、「(4) 保秘対策の徹底」が挙げられ、「保秘対策を徹底する。」、「相手方の理解が得られた場合においても、保秘の点を十分説明し納得を得る。」等としています。
この雑誌の中を紹介したいと思うんですが、例えば「法学・実務論文予想問題 セレクト一〇〇」では、「職務執行不適切事案発生時における基本的な配意事項」として、「(4) 保秘対策の徹底」が挙げられ、「保秘対策を徹底する。」、「相手方の理解が得られた場合においても、保秘の点を十分説明し納得を得る。」等としています。
○藤井(宏)政府委員 先生御指摘のように保秘対策と申しますのは外務省にとりましてますます重大な問題になってきております。それは日本国と外国との交渉のみならず、日本がいろいろ地位が上がるにつれまして世界のいろいろなところで起きてくることについていろいろな情報を得る、それを我が在外公館との関連等におきまして電報等で流しております。
次に、在外公館の中で保秘対策についてお聞かせいただきたいことがあるわけであります。と申しますのは、機密なことがいろいろあるだろうと思います。訓令をしたものが事前に知られるということであっては交渉上非常に支障を来すというようなことで、この保秘体制というのを強化しなければならないというふうに考えるわけであります。
また、秘密保全は情報収集機能の維持強化及び外交活動の安全、円滑なる実施にとり不可欠の柱でありますので、最近の技術進歩に対応した保秘対策強化のための諸設備の配備等を強力に実施していくことが重要であると考えます。